その努力は誰のため。~漫画『MAJOR』より~

(『MAJOR』茂野 吾郎のセリフより)

主人公、茂野 吾郎は高校の野球部で練習を共にするチームメイトから、『自分には才能がない。だから野球をやめる。』という相談を受けます。

その話の流れで、吾郎はその部員に問いかけます。

『本当に才能がないと言い切れるだけの努力はしたのか?』と。

そこから、冒頭のセリフへと繋がります。

吾郎なりに、チームメイトにハッパをかけたんですね。

この言葉を勉強、そして塾の立場で考えてみます。

基本的に、勉強が好きな子どもって少数だと思います。

できることなら、部活やゲームなど好きなことをして過ごしたい。

そんな子がほとんどではないでしょうか。

それでも、塾に通って勉強をする子は多いです。

すごいことですよね。

夏の暑い日も、冬の寒い日も、自分が好きじゃないことをしに毎日のように塾に来て勉強するんですから。

正直、しんどいことも多いはずです。

じゃあ、自分が何のためにしんどい思いをしてまで勉強をしているのか。

それはちゃんと意識しておくべきことですよね。

確かに最初はお家の人に言われて、塾に『行かされた』というのがスタートという人もいるでしょう。

でも、それだといつまで経っても『やらされてる』だけ。

吾郎の言葉を借りるなら、それはまだ『努力』とは言えないんです。

でも、やり始めたからには結果につなげないと。

となれば、言われたことだけをやるようじゃいけない。

成績を上げるために何をするべきか自分で考えて、自分で行動することも必要。

そこからが本当の『努力』と呼べるんです。

一方、実際に勉強をする子どもたちばかりではなく、わたしたち塾の立場でもこの言葉には考えさせられます。

塾として、自分の教室に通う生徒たちに『勉強をさせている』と思ったら終わりということです。

生徒たちが塾に来て、『勉強している』と言えるのが正解なんだと思います。

生徒たちから『先生』と呼ばれると、どうしても自分が偉くなったように感じてしまいますが、そこから増長して『俺の言うとおりに勉強すればいいんだよ』みたいな人になってはいけませんからね。

あくまでも、勉強を頑張っているのは生徒たち自身です。

わたしたちは、生徒が頑張る姿を支える。

そのために『アドバイス』をしたり、前向きに取り組めるように適切な言葉をかけたり。

時には目標達成のために必要な課題を設定したり。

たとえやることは一緒であっても、『勉強をやらせる』のではなく、『勉強をやるための環境、意識づくり』をするというスタンスは塾講師という仕事において重要だと思います。

このかがわ塾も、生徒たちにとってそういう環境たる塾でありたいものです。

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